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大学院概要

広島大学教育学部第一類初等教育教員養成コースには、広島大学大学院人間社会科学研究科が併設されています。併設されているのは、博士課程前期（教育科学専攻　教師教育デザイン学プログラム）と博士課程後期（教育科学専攻　教師教育デザイン学プログラム）です。

博士課程前期（教育科学専攻　教師教育デザイン学プログラム）は、学習開発学、カリキュラム開発、特別支援教育学の３つの領域に分かれており、初等教育教員養成コースの上位に位置付くのは、学習開発学とカリキュラム開発です。

博士課程後期（教育科学専攻　教師教育デザイン学プログラム）は、学習開発学、カリキュラム開発、特別支援教育学の３つの領域の３つの分野に分かれており、博士課程前期（教育科学専攻　教師教育デザイン学プログラム学習開発学、カリキュラム開発）の上位に位置づくのは、学習開発学とカリキュラム開発です。各領域では、所属する大学院生の問題意識に基づき、教育に関わる内容を探究していきます。

大学院での学習・研究では、指導教員による個別指導が多くなり、関係が密になります。そのため、大学院生の行事は指導教員が所属する領域ごとに行われます。初等教育教員養成コースは、初等教育教員養成プロログラム担当教員で構成されており、学習開発学領域には博士課程前期の学習開発学と博士課程後期の学習開発学が、カリキュラム開発領域には博士課程前期のカリキュラム開発と博士課程後期のカリキュラム開発が含まれます。

各領域に所属する大学院生は、指導教員の研究分野に応じて、次のような学習、研究を行います。具体的には、学習開発学領域で指導を受ける大学院生は、教育学や心理学をベースとした理論的・実践的な教育・研究を通して、学校現場において、学習指導や生徒指導、学級経営、教育相談等について指導的な役割を果たすことのできる専門的力量を身に付けます。また、カリキュラム開発領域で指導を受ける大学院生は、学習の価値や学習の構造、メカニズム等に関する研究を基盤として、初等教育を中心とした教科の学習指導法やカリキュラム開発、さらには初等教育における環境教育や情操教育、国際理解教育等、新しい教育課題に対応したカリキュラム開発等に関する学習、研究を行います。